11月の5期生の入学を思案している方へのメッセージ

いよいよ11月に5期生がスタートします。ここから5年間の学びが始まります。国際的に通用するオステオパシーの学校教育を学びが新たに始まります。入学を悩まれている方にスティル・アカデミィ・ジャパンからのメッセージを送ります。

①トータルな解剖学と生理学を手技療法に応用するのはオステオパシーから始まった

世界の手技療法の中で、オステオパシーは解剖学と生理学を深く統合化させ手技療法の観察と実践に応用した最初の手技療法と呼ばれています(誕生・1874年)
東洋医学の手技療法の按摩は解剖や生理学を基礎とせず、経穴や経絡の中国を経由した考えを基礎に置きます。オステオパシーは全身の解剖生理を深く探求し、実践に応用します。全身の筋・筋膜から、全身の関節の筋骨格系から、内臓系から、中枢神経や脳神経と関わりの深い頭蓋仙骨系と全てをトータルに診て施術します。
解剖と生理に基づいたホリスティックな究極の最高峰の手技療法と言えばオステオパシーです。

解剖学に基づいて骨格の矯正が神経や循環の機能に良いと唱えたのはカイロプラクティックの前にオステオパシーです。筋膜リリースの始まりは理学療法からでなくオステオパシーからです。解剖学に基づいた内臓への手技を初めに確立したのはオステオパシーです。頭蓋仙骨系の手技を考案したのはオステオパシーです。
時系列的には、オステオパシーの解剖と生理に基づいた専門書が日本で翻訳され、売られる様に成った後から内◯治療とか筋膜◯◯とか・・解剖と生理に基づいた事を主張する・・何とか手技やら◯◯テクニックが出てきた様ですが、オステオパシーの本を真似て模倣した様にも受け取れますよね・・・。

身体の細分化した一部の手技療法を学ぶのか、各ジャンルの専門の手技を学び更にそれを総合的に個人の症状の原因を見立て、そして必要な質の高い手技を行えるオステオパシーを学ぶかを選択するのは貴方です。

②偉大なオステオパスの研鑽の蓄積

オステオパシーはこの解剖と生理を全身の繋がりを考慮して、行う症状の原因の見立てやそれに伴う施術の研究は、長い歴史の中から培われ何人もの天才的オステオパスの知恵と技法の結晶です。
オステオパシーはアカデミィックな研究がなされ発展し欧米では法制化されています。また世界保健機関の傘下組織のオステパシー国際同盟の立ち上がり、より有効性や安全性や可能性が探求されています。日本にありがちな、カリスマを喧伝する謎の手技療法とは全くの別物です。

スティル・アカデミィ・ジャパンを入学すると研鑽の蓄積をへた学術を習得できます。この学校を卒業し世界のオステパスの仲間入りしませんか。

③自分に対する自信の無さやセミナー難民にさようなら

オステオパシーの創始者、アンドリュー・テーラー・スティルは彼のオステオパシーの多岐にわたる効果と安全性から、彼の住む所に身体の不調を訴える人が押しかけるようになりました。そしてスティルにオステオパシーを学びたいと言う者が増えました。彼は当初、短期間のセミナーを行いましたがその人達はオステオパシーを習得できず、中途半端で知識や技巧のレベルの低さからオステパスとして大成しませんでした。
スティルは、オステオパシーを中途半端な物にせず後世に残し、世の中に貢献し得る人材を輩出する為に1892年にアメリカのミズーリ州カークスビルにアメリカン・スクール・オブ・オステオパシーを開講しました。
この学校を皮切りに、本物のオステパスが世に輩出する様になった訳です。

私は何人も会いましたが、日本の国家資格を取っていても身体の構造の機能障害を定義し、この問題に対応する本格的教育は国家資格の学校では行なっていません、オステオパシーを正式に学んだオステパスからすると、素人か真似たセミプロなのです。
そして実はその事で悩みなが自己流の手技を行なっている方が多いのです。そして、多くの方が確固たる堅牢な手技療法の学理や技術を持たない事に対する、自信の無さを潜ませています。

胸を張って、堂々とした手技療法家として堅牢な学理を習得したい方、手技療法のベースが不安定で、何時も自分の知識や技術に疑念や不満や疑問を残し続ける手技療法家な状態から、セミナーをあさり続けるセミナー難民になってませんか?自分が学んだ学術に堅牢な価値を感じますか?

国際的にプロと言えるオステオパシーの学びの場はスティル・アカデミィ・ジャパンにあります。


④他が追従できないアカデミックなオステオパシー臨床実践の教育の魅力

おそらくスティル・アカデミィ・ジャパンの教育で、他のオステオパシー学校に追従できない強みは、3柱(筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系)のトータルな学校教育を世界で初めて行った、フランスのATSAの蓄積された講義を学べる事と更に、その3つの柱を、実際の施術でどの様に行うのかを学ぶ、オステオパシークリニカの実践講義があるからです。この2つの特徴はSAJの大きな教育の強みです。

外部から身体の具合の悪い方を患者の被験者としてお越し頂いて、学生の中からからその方を施術する人を1人選び(毎回人を変えて学生全員が行います。)、カメラがセットされた施術ベットのある施術ルームで動画を撮影し、他の学生は教室で動画を観て、これから選ばれた学生が行うオステオパシー検査と施術を観てメモします。
学生が施術を終えた後に、被験者の方に退出して頂き、その後にフランスの先生も交えて、この施術内容に対してどんな方がどんな症状を持ち、その方にオステオパシー検査で何を見つけ、オステオパシー的な方向性と計画性を応用し、この方の問題の原因を見立て、その原因に対して正確な手技が出来たのかを、施術者と学生と講師がアカデミックに議論する、オステオパシー哲学に沿ったオステオパシー実践のアカデミックな評価の講義を行います。

SAJの堅牢なオステオパシーの基礎と応用実践力の教育

この講義は今、フランスのオステオパシーの実践理論と技術の習得に絶対的な力を学生に与える講義として、高く評価されています。そしてこのフランスのオステオパシークリニカの講義を初めに行ったのもATSAなのです。この時のクリニカの講義に当たれる講師は、完全にオステオパシーの正規のオステオパシー学校に認定された講師で無ければ出来ない講義です。そしてこの講義を日本のSAJで実際に学ぶ事が可能なのです。

この教育はカリスマ整体師?などには無理だと思います。知性や技量の薄さが露呈してしまいます。正確には3つの柱の講義も含め、このアカデミックなオステオパシークリニカの講義は、オステオパシー学校の正規の講師でないと成立しない内容です。
完全に正規のオステオパシー学校を卒業したDOで更に、オステオパシーを約10年程行いプロの経験を積み、国家認定校の学校の講師のテーブルアシスタントを経験し、学校が認可し正規のオステオパシー教員資格を得たオステオパスでないと。質の高いアカデミックなオステオパシークリニカの講義は基本的に無理です。

世界に通じる正規のオステオパシー教育の堅牢な基礎と応用実践力を培う講義を受けてみませんか?

最後に

あと約2ヶ月で5期が始まります。人生は選択の連続で今世の人生は一度きりです。自分の知性と身体に財産を養いませんか?

解剖・生理をホリスティックに観察し、検査と施術に応用する世界最高峰の手技療法を学びませんか?

嘘偽りのない本物の手技療法の教育がここにあります。日本の国民の苦しんでいる人達にアカデミックな世界レベルのオステオパシーを提供可能な、本物のオステオパスに成りませんか?

好奇心と探究心と志のある仲間を、私たちはまってます。


報告・・クリニカの被験者随時募集中です。症状のある方で協力可能な方は学校までご連絡下さい。